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実践を通じたデザイン研究を考える:世界におけるデザイン研究はどのように行われているか?

イベント概要

デザインは、社会における「実践」を必ず伴います。そのため、デザイン研究のアプローチは多様ですが、デザインの実践と研究を一体化させるようなアプローチ、すなわち「実践を通じたデザイン研究」が注目されています。実践を通じたデザイン研究のアプローチには、例えば、デザインを実践することについての「知」を記述したり、デザイン実践を通して世の中の仕組みや課題を明らかにしたりするような研究が相当します。

今回は、実践を通じたデザイン研究に関する世界の最新動向を共有し、日本におけるデザイン研究のあり方について、みんなで考え、ざっくばらんに議論したいと思っています。特に本イベントでは、HCI(Human-Computer Interaction)分野の世界最大の国際会議「CHI2021」、および、デザインカルチャーに関する様々なトピックを扱う欧州系の国際会議「CUMULUS2021」に参加した研究者から、デザイン研究の最新動向を紹介します。また、新興のテクノロジーが暮らしや価値観に与える影響を体験的に検証する「Research through Design」の近年の取り組みも紹介し、深掘りしていきたいと思います。そして、参加者全員で、日本におけるデザイン研究のあり方・進め方について、議論していきたいと思います。

本イベントは、デザインの研究者だけではなく、デザインの実践者や関係するビジネスパーソンの方々の参加も歓迎します。学術的な議論をする場というよりも、カジュアルな雰囲気でざっくばらんにデザイン研究に関する対話・議論をする場を想定しています。ご興味のある方はぜひご参加ください!


日程・場所・参加費

2021年6月23日 (水) 18:00-20:00 @オンライン開催(zoom)

参加費無料


参加申込(以下のフォームからお願いします)※2021/6/23 12:00 に締め切ります!

https://forms.office.com/r/tbu4tgGiYZ



プログラム

18:00-18:10 : オープニング

18:10-18:35:CHI2021で発表されたデザイン研究の報告 / 赤坂文弥(産総研)、渡辺健太郎(産総研)

18:35-19:00:CUMULUS 2021の報告 / 北崎允子(武蔵野美術大学准教授)

19:00-19:25:未来のテクノロジーと暮らしを体験的に検証する「Research through Design」の近年の取り組み / 伊藤思音(デザインリサーチラボラトリー)

19:25-19:40:まとめのディスカッション「デザイン研究の最新動向と日本におけるあり方」

19:40-20:00:参加者全員でディスカッション